![]() 乳飲料および乳飲料中の異臭を防止するための方法
专利摘要:
熱および光による酸化による異臭を回避する乳製品含有飲料を提供すること。本開示は、乳成分およびカテキン含有成分を含む、乳飲料に関する。乳成分は、乳飲料の少なくとも約0.2重量%の量で乳脂肪を含む。カテキン含有成分は、ここで、乳飲料中の異臭を防止する。乳飲料の少なくとも約0.2重量%の量で乳脂肪を含む乳成分を含む、乳飲料中の異臭を防止するための方法も提供する。なし 公开号:JP2011512798A 申请号:JP2010547790 申请日:2009-02-20 公开日:2011-04-28 发明作者:カン,ヤン,シー.;レッキー,マシュー,エヌ. 申请人:ザ・コカ−コーラ・カンパニーThe Coca−Cola Company; IPC主号:A23C9-152
专利说明:
[0001] 本発明は、概して、乳飲料および乳飲料中の異臭を防止するための方法に関する。] 背景技術 [0002] 消費者用途において、乳製品は、熱および光による酸化に敏感であり得る。貯蔵安定性の乳製品は、商用用途において必要とされる長い貯蔵時間と貯蔵温度のために、酸化(例えば、光酸化、自己酸化、脂質酸化等、またはそれらの組み合わせ)に敏感であり得る。さらに、飲料の輸送および取扱いは、乳製品を高温および/または光(例えば、日光または紫外線)に曝露し得る。乳製品中の乳脂肪および/または乳タンパク質の酸化は自己伝播し、強い異臭、例えば酸敗臭の形成に至り得る。] [0003] そのため、商用用途において使用される前述の不利点を回避する、乳製品含有飲料を提供することが望ましい。] 発明が解決しようとする課題 [0004] 本開示は、乳成分およびカテキン含有成分を含む、乳飲料を包含する。乳成分は、乳飲料の少なくとも約0.2重量%の量で乳脂肪を含む。カテキン含有成分は、ここで、乳飲料中の異臭を防止する。] 課題を解決するための手段 [0005] 本開示は、乳脂肪を含む乳成分を含む、乳飲料における異臭を防止するための方法も包含する。乳脂肪は、乳飲料の少なくとも約0.2重量%の量で存在し得る。当該方法は、カテキン含有成分を乳飲料に添加するステップを含む。] [0006] 本発明の他の目的、特徴、および利点は、以下の発明を実施するための形態、図面、および請求項から明らかとなる。] [0007] 上で要約されるように、本開示は、乳飲料の実施形態、および乳飲料中の異臭を防止するための方法を包含する。本明細書で使用される、「異臭」は、概して、乳汁の味および/または香りにおいて受け入れがたいと消費者により知覚され得る、いかなる風味も意味する。異臭の例としては、光によって活性化される臭、日光によって活性化される臭、日射による臭、酸敗臭、酪酸臭、ヤギ臭、苦臭、段ボール臭、紙臭、金属臭、獣脂臭、油性臭、絵具臭、魚臭、古い臭、調理臭、焦げ臭、カラメル臭、かび臭、酸化臭、またはそれらの組み合わせが挙げられ得るが、それらに限定されない。本明細書で使用される、「防止する」とは、異臭の阻止または抑制を意味する。] [0008] 乳飲料の実施形態は、乳成分およびカテキン含有成分を含む。乳成分の実施形態は、牛乳、ヤギ乳、水牛乳、または他の反芻動物の乳汁であってもよい。乳成分の好適な実施形態は、クリーム、全脂肪乳、2%乳脂肪乳、半脱脂乳、1%乳脂肪乳、全脂肪粉乳、半脱脂粉乳、またはそれらの組み合わせを含み得る。特定の実施形態において、乳成分は、乳飲料の1重量%〜乳飲料の約100重量%の量で存在し得る。より特定の実施形態において、乳成分は、乳飲料の2重量%〜乳飲料の約60重量%の量で存在し得る。さらにより特定の実施形態において、乳成分は、乳飲料の4重量%〜乳飲料の約40重量%の量で存在し得る。] [0009] 乳成分の実施形態は、乳飲料の少なくとも約0.2重量%の量で乳脂肪を含み得る。特定の実施形態において、乳脂肪は、乳飲料の約0.2重量%〜約35重量%の間の量で存在し得る。特定の実施形態において、乳脂肪は、乳飲料の約0.4重量%〜乳飲料の約3.5重量%の間の量で存在し得る。] [0010] 乳飲料の実施形態で使用するための好適なカテキン含有成分は、茶成分を含むが、それに限定されない。一部の実施形態において、カテキン含有成分は、緑茶成分、白茶成分、または紅茶成分であってもよい。例えば、カテキン含有成分は、緑茶抽出物、濃縮緑茶抽出物、またはそれらの組み合わせであり得る。特定の実施形態において、カテキン含有成分は、乳飲料の約25ppm〜乳飲料の約3000ppmの間の量で存在し得る。他の特定の実施形態において、カテキン含有成分は、乳飲料の約50ppm〜乳飲料の約1000ppmの間の量で存在し得る。さらに他の特定の実施形態において、カテキン含有成分は、乳飲料の約50ppm〜乳飲料の約500ppmの間の量で存在し得る。] [0011] 乳飲料の一部の実施形態は、アスコルビン酸をさらに含み得る。特定の実施形態において、アスコルビン酸は、乳飲料の約10ppm〜乳飲料の約1000ppmの間の量で存在し得る。他の特定の実施形態において、アスコルビン酸は、乳飲料の約30ppm〜乳飲料の約400ppmの間の量で存在し得る。さらに他の特定の実施形態において、アスコルビン酸は、乳飲料の約50ppm〜乳飲料の約200ppmの間の量で存在し得る。] [0012] 他の実施形態において、乳飲料は、アルファ−トコフェノール、ビタミンA、ビタミンE、ユビキノン、セレン鉱物、マンガン、メラトニン、α−カロテン、β−カロテン、リコピン、ルテイン、ゼアンチン、クリポキサンチン、レセルバトール、オイゲノール、ゴシポール、ヘスペレチン、クルクミン、フェルラ酸、チモール、ヒドロキシチロソル、ターメリック、タイム、オリーブオイル、リポ酸、グルタチオン、グタミン、オキサル酸、トコフェノールから生成された化合物、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、tert−ブチルヒドロキノン、酢酸、ペクチン、トコトリエノール、トコフェノール、コエンザイムQ10、ゼアキサンチン、アスタキサンチン、カンタキサンチン、サポニン、リモノイド、ケンフェドロール、ミリセチン、イソラムネチン、プロアントシアニジン、ケルセチン、ルチン、ルテオリン、アピゲニン、タンゲリチン、ヘスペレチン、ナリンゲニン、エロジクチオール、フラバン−3−ol(例えば、アントシアニジン)、ガロカテキン、エピカテキンおよびその没食子酸形態、エピガロカテキンおよびその没食子酸形態(ECGC)、テアフラビンおよびその没食子酸形態、テアルビジン、イソフラボン植物エストロゲン、ゲニステイン、ダイゼイン、グリシテイン、アニトシアニン、シアニジン、デルフィニジン、マルビジン、ペラルゴニジン、ペオニジン、ペツニジン、エラグ酸、没食子酸、サリチル酸、ロスマリン酸、桂皮酸およびその誘導体(例えば、フェルラ酸)、クロロゲン酸、チコリ酸、ガロタンニン、エラジタンニン、アントキサンチン、ベタシアニンおよび他の植物色素、シリマリン、クエン酸、リグナン、反栄養素、ビリルビン、尿酸、R−α−リポ酸、N−アセチルシステイン、エンブリカニン、リンゴ抽出物、リンゴ皮抽出物(アップルフェノン)、ルイボス抽出物赤、ルイボス抽出物緑、サンザシベリー抽出物、赤ラズベリー抽出物、生コーヒー抗酸化物(GCA)、アロニア抽出物20%、グレープシード抽出物(VinOseed)、ココア抽出物、ホップ抽出物、マンゴスチン抽出物、マンゴスチン外皮抽出物、クランベリー抽出物、ザクロ抽出物、ザクロ外皮抽出物、ザクロ種抽出物、サンザシベリー抽出物、Pomellaザクロ抽出物、桂皮抽出物、ブドウの皮抽出物、ビルベリー抽出物、松樹皮抽出物、ピクノジェノール、エルダーベリー抽出物、マルベリー根抽出物、ウルフベリー(クコ)抽出物、ブラックベリー抽出物、ブルーベリー抽出物、ブルーベリー葉抽出物、ラズベリー抽出物、ウコン抽出物、シトラスビオフラボノイド、カシス、ショウガ、アカイ粉末、生コーヒー豆抽出物、フィチン酸、パルミチン酸アスコルビル、没食子酸プロピル、ならびにそれらの組み合わせから成る群より選択される二次抗酸化物質をさらに含み得る。] [0013] 特定の実施形態において、二次抗酸化物質は、乳飲料の約10ppm〜乳飲料の約2000ppmの間の量で存在し得る。他の特定の実施形態において、二次抗酸化物質は、乳飲料の約30ppm〜乳飲料の約1000ppmの間の量で存在し得る。さらに他の特定の実施形態において、二次抗酸化物質は、乳飲料の約30ppm〜乳飲料の約500ppmの間の量で存在し得る。] [0014] 一部の実施形態において、乳飲料は果汁をさらに含み得る。一部の実施形態において、果汁は、乳飲料の1重量%〜約80重量%の間の量で存在し得る。他の実施形態において、果汁は、乳飲料の2重量%〜約50重量%の間の量で存在し得る。さらに他の実施形態において、果汁は、乳飲料の2重量%〜約25重量%の間の量で存在し得る。好適な果汁は、オレンジ果汁、レモン果汁、ライム果汁、グレープフルーツ果汁、リンゴ果汁、ブルーベリー果汁、ラズベリー果汁、ザクロ果汁、ブドウ果汁等、またはそれらの組み合わせであり得るが、それらに限定されない。] [0015] 他の実施形態において、乳飲料は、元素カルシウム、またはカルシウム塩、カルシウム錯体、または準安定カルシウム化合物等のカルシウム化合物をさらに含み得る。例えば、元素カルシウムは、乳飲料の0.005重量%〜約1重量%の間の量で存在し得る。別の例において、カルシウム化合物は、乳飲料の0.05重量%〜約10重量%の間の量で存在し得る。好適なカルシウム化合物は、クエン酸カルシウム、乳酸カルシウム、リンゴ酸カルシウム、乳酸カルシウムクエン酸、クエン酸カルシウムリンゴ酸、第一リン酸カルシウム、リン酸三カルシウム、グルコン酸カルシウム等、またはそれらの組み合わせを含み得るが、それらに限定されない。] [0016] 一部の実施形態において、乳飲料は、甘味料、香味料、着色剤、炭酸化剤等の添加成分、またはそれらの組み合わせを含み得るが、それらに限定されない。] [0017] 乳飲料の実施形態は、酸性化され得る。例えば、乳飲料の一部の実施形態は、約2.5〜約7.5の間のpHを有し得る。他の実施形態において、乳飲料は、約3.0〜約6.5の間のpHを有し得る。さらに他の実施形態において、乳飲料は、約3.4〜約4.6の間のpHを有し得る。] [0018] 理論に制約されることなく、乳飲料へのカテキン含有成分の添加は、乳脂肪の光酸化を防止すると考えられる。そのため、カテキン含有成分は、酸敗した乳脂肪のいかなる臭味(すなわち、酸敗臭)も消費者によって知覚されることも防止し得る。アスコルビン酸および/または二次抗酸化物質の添加は、乳脂肪の光酸化をさらに防止し得る。一部の実施形態において、カテキン含有成分、アスコルビン酸、および/または二次抗酸化物質は、乳タンパク質の光酸化をさらに防止し得、そのため、酸化した乳タンパク質のいかなる臭いまたは味も消費者によって知覚されることを防止し得る。] [0019] したがって、乳飲料の一部の実施形態は、貯蔵安定性であり得る。例えば、乳飲料の一部の実施形態において、脂肪の風味の酸敗臭は、乳飲料において、少なくとも5日間、最大約2000Langley(すなわち、1平方cmあたりの熱量)の露光において防止される。したがって、乳飲料の一部の実施形態は、貯蔵安定性であり得る。例えば、乳飲料の一部の実施形態において、脂肪の風味の酸敗臭は、乳飲料において、少なくとも7日間、最大約3000Langleyの日光照射において防止される。] [0020] 乳飲料の他の実施形態において、脂肪の風味の酸敗臭は、乳飲料において、少なくとも6ヵ月間、華氏約30度(摂氏約−1度)〜約120度(摂氏約49度)の間の温度、および最大約3000Langleyの露光において防止される。] [0021] 本開示は、乳脂肪を含む乳成分を含む、乳飲料中の異臭を防止するための方法も提供する。当該方法は、カテキン含有成分を乳飲料に添加するステップを含む。乳飲料の実施形態は、本明細書で上述される乳飲料の実施形態と同一であってもよい。カテキン含有成分の実施形態は、本明細書で上述されるカテキン含有成分の実施形態と同一であってもよい。] [0022] 当該方法の実施形態は、アスコルビン酸を乳飲料に添加するステップをさらに含み得る。特定の実施形態において、アスコルビン酸は、乳飲料の約10ppm〜乳飲料の約1000ppmの間の量で添加してもよい。他の特定の実施形態において、アスコルビン酸は、乳飲料の約30ppm〜乳飲料の約400ppmの間の量で存在し得る。さらに他の特定の実施形態において、アスコルビン酸は、乳飲料の約50ppm〜乳飲料の約200ppmの間の量で存在し得る。] [0023] 加えて、当該方法の実施形態は、二次抗酸化物質を乳飲料に添加するステップをさらに含み得、当該二次抗酸化物質は、アルファ−トコフェノール、ビタミンA、ビタミンE、ユビキノン、セレン鉱物、マンガン、メラトニン、α−カロテン、β−カロテン、リコピン、ルテイン、ゼアンチン、クリポキサンチン、レセルバトール、オイゲノール、ゴシポール、ヘスペレチン、クルクミン、フェルラ酸、チモール、ヒドロキシチロソル、ターメリック、タイム、オリーブオイル、リポ酸、グルタチオン、グタミン、オキサル酸、トコフェノールから生成された化合物、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、tert−ブチルヒドロキノン、酢酸、ペクチン、トコトリエノール、トコフェノール、コエンザイムQ10、ゼアキサンチン、アスタキサンチン、カンタキサンチン、サポニン、リモノイド、ケンフェドロール、ミリセチン、イソラムネチン、プロアントシアニジン、ケルセチン、ルチン、ルテオリン、アピゲニン、タンゲリチン、ヘスペレチン、ナリンゲニン、エロジクチオール、フラバン−3−ol(例えば、アントシアニジン)、ガロカテキン、エピカテキンおよびその没食子酸形態、エピガロカテキンおよびその没食子酸形態(ECGC)、テアフラビンおよびその没食子酸形態、テアルビジン、イソフラボン植物エストロゲン、ゲニステイン、ダイゼイン、グリシテイン、アニトシアニン、シアニジン、デルフィニジン、マルビジン、ペラルゴニジン、ペオニジン、ペツニジン、エラグ酸、没食子酸、サリチル酸、ロスマリン酸、桂皮酸およびその誘導体(例えば、フェルラ酸)、クロロゲン酸、チコリ酸、ガロタンニン、エラジタンニン、アントキサンチン、ベタシアニンおよび他の植物色素、シリマリン、クエン酸、リグナン、反栄養素、ビリルビン、尿酸、R−α−リポ酸、N−アセチルシステイン、エンブリカニン、リンゴ抽出物、リンゴ皮抽出物(アップルフェノン)、ルイボス抽出物赤、ルイボス抽出物緑、サンザシベリー抽出物、赤ラズベリー抽出物、生コーヒー抗酸化物(GCA)、アロニア抽出物20%、グレープシード抽出物(VinOseed)、ココア抽出物、ホップ抽出物、マンゴスチン抽出物、マンゴスチン外皮抽出物、クランベリー抽出物、ザクロ抽出物、ザクロ外皮抽出物、ザクロ種抽出物、サンザシベリー抽出物、Pomellaザクロ抽出物、桂皮抽出物、ブドウの皮抽出物、ビルベリー抽出物、松樹皮抽出物、ピクノジェノール、エルダーベリー抽出物、マルベリー根抽出物、ウルフベリー(クコ)抽出物、ブラックベリー抽出物、ブルーベリー抽出物、ブルーベリー葉抽出物、ラズベリー抽出物、ウコン抽出物、シトラスビオフラボノイド、カシス、ショウガ、アカイ粉末、生コーヒー豆抽出物、フィチン酸、パルミチン酸アスコルビル、没食子酸プロピル、ならびにそれらの組み合わせから成る群より選択される。] [0024] 特定の実施形態において、二次抗酸化物質は、乳飲料の約10ppm〜乳飲料の約2000の間の量で添加され得る。他の特定実施形態において、二次抗酸化物質は、乳飲料の約30ppm〜乳飲料の約1000の間の量で存在し得る。さらに他の特定の実施形態において、二次抗酸化物質は、乳飲料の約30ppm〜乳飲料の約500の間の量で存在し得る。] [0025] 加えて、当該方法の実施形態は、果汁を乳飲料に添加するステップをさらに含んでもよく、果汁は、オレンジ果汁、レモン果汁、ライム果汁、グレープフルーツ果汁、リンゴ果汁、ブルーベリー果汁、ラズベリー果汁、ザクロ果汁、ブドウ果汁等、またはそれらの組み合わせであり得るが、それらに限定されない。一部の実施形態において、果汁は、乳飲料の1重量%〜約80重量%の間の量で存在し得る。他の実施形態において、果汁は、乳飲料の2重量%〜約50重量%の間の量で存在し得る。さらに他の実施形態において、果汁は、乳飲料の2重量%〜約25重量%の間の量で存在し得る。] [0026] 加えて、当該方法の実施形態は、元素カルシウム、またはカルシウム塩、カルシウム錯体、または準安定カルシウム化合物等のカルシウム化合物を添加するステップをさらに含み得る。例えば、元素カルシウムは、乳飲料の0.005重量%〜約1重量%の間の量で存在し得る。別の例において、カルシウム化合物は、乳飲料の0.05重量%〜約10重量%の間の量で存在し得る。好適なカルシウム化合物は、クエン酸カルシウム、乳酸カルシウム、リンゴ酸カルシウム、乳酸カルシウムクエン酸、クエン酸カルシウムリンゴ酸、第一リン酸カルシウム、リン酸三カルシウム、グルコン酸カルシウム等、またはそれらの組み合わせを含み得るが、それらに限定されない。] [0027] 別の実施形態は、以下の実施例においてさらに説明され、いかようにも本開示の範囲に制限を課するものではない。逆に、様々な他の実施形態、修正、およびその相当物を用いてもよく、そこでの説明を一読した後で、本開示および添付の請求項の範囲から逸脱することなく、当業者にそれら自体を示唆し得ることは明らかに理解される。] [0028] 表1で提供される調合に従って、試料Aおよび乳飲料の実施形態(試料B)を形成した。 すべての成分を混合しながら水に添加した。飲料を透明のガラス瓶に充填し、70℃で20分殺菌した。何本かの試料Aおよび試料Bの瓶をCi5000ウェザロメータに入れ、3000Langleyに相当する露光を得た。追加の試料A瓶は露光しなかった。これらの追加の試料A瓶は、対照試料として使用した。露光した試料および対照試料は、8名から成る味審査員団によって評価した。露光した試料Aは、酸敗臭、段ボール臭、および日射臭がするとして、審査員団により全員一致で受け入れられないとされた。試料Bは、対照に匹敵し、酸化によって生じる異臭がまったくなく、本来の乳製品の風味を依然として維持していると説明された。] [0029] 表2で提供される調合に従って、試料Aおよび乳飲料の実施形態(試料B)を形成した。 すべての成分を混合しながら水に添加した。飲料を1.8〜2.4容量のCO2で炭酸化し、透明のガラス瓶に充填して、70℃で20分殺菌した。何本かの試料Aおよび試料Bの瓶をCi5000ウェザロメータに入れ、3000Langleyに相当する露光を得た。追加の試料A瓶は、露光しなかった。これらの追加の試料A瓶は、対照試料として使用した。露光した試料および対照試料は、8名から成る味審査員団によって評価した。露光した試料Aは、酸敗臭、段ボール臭、および日射臭がするとして、審査員団により全員一致で受け入れられないとされた。試料Bは、対照に匹敵し、酸化によって生じる異臭がまったくなく、本来の乳製品の風味を依然として維持していると説明された。] 実施例 [0030] 前述は特定の実施形態に関し、以下の請求項から定義される本開示の範囲から逸脱することなく、そこに多数の変更を行ってもよいことを理解されたい。]
权利要求:
請求項1 乳飲料であって、乳脂肪を含む乳成分であって、前記乳脂肪は、前記乳飲料の少なくとも約0.2重量%の量で存在する、乳成分と、 前記乳飲料中の異臭を防止する、カテキン含有成分と、を含む、乳飲料。 請求項2 前記乳脂肪は、前記乳飲料の約0.2重量%〜前記乳飲料の約35重量%の間の量で存在する、請求項1に記載の乳飲料。 請求項3 前記乳成分は、クリーム、全脂肪乳、2%乳脂肪乳、半脱脂乳、1%乳脂肪乳、全脂肪粉乳、半脱脂粉乳、またはそれらの組み合わせを含む、請求項1に記載の乳飲料。 請求項4 前記乳成分は、前記乳飲料の約1重量%〜前記乳飲料の約100重量%の量で存在する、請求項1に記載の乳飲料。 請求項5 前記カテキン含有成分は、前記乳飲料の約25ppm〜前記乳飲料の約3000ppmの間の量で存在する、請求項1に記載の乳飲料。 請求項6 前記カテキン含有成分は、茶成分を含む、請求項1に記載の乳飲料。 請求項7 前記カテキン含有成分は、緑茶抽出物、濃縮緑茶抽出物、またはそれらの組み合わせから成る群より選択される、緑茶成分である、請求項6に記載の乳飲料。 請求項8 アスコルビン酸をさらに含む、請求項1に記載の乳飲料。 請求項9 アスコルビン酸は、前記乳飲料の約10ppm〜前記乳飲料の約1000ppmの間の量で存在する、請求項8に記載の乳飲料。 請求項10 アルファ−トコフェノール、ビタミンA、ビタミンE、ユビキノン、セレン鉱物、マンガン、メラトニン、α−カロテン、β−カロテン、リコピン、ルテイン、ゼアンチン、クリポキサンチン、レセルバトール、オイゲノール、ゴシポール、ヘスペレチン、クルクミン、フェルラ酸、チモール、ヒドロキシチロソル、ターメリック、タイム、オリーブオイル、リポ酸、グルタチオン、グタミン、オキサル酸、トコフェノールから生成された化合物、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、tert−ブチルヒドロキノン、酢酸、ペクチン、トコトリエノール、トコフェノール、コエンザイムQ10、ゼアキサンチン、アスタキサンチン、カンタキサンチン、サポニン、リモノイド、ケンフェドロール、ミリセチン、イソラムネチン、プロアントシアニジン、ケルセチン、ルチン、ルテオリン、アピゲニン、タンゲリチン、ヘスペレチン、ナリンゲニン、エロジクチオール、フラバン−3−ol(例えば、アントシアニジン)、ガロカテキン、エピカテキンおよびその没食子酸形態、エピガロカテキンおよびその没食子酸形態(ECGC)、テアフラビンおよびその没食子酸形態、テアルビジン、イソフラボン植物エストロゲン、ゲニステイン、ダイゼイン、グリシテイン、アニトシアニン、シアニジン、デルフィニジン、マルビジン、ペラルゴニジン、ペオニジン、ペツニジン、エラグ酸、没食子酸、サリチル酸、ロスマリン酸、桂皮酸およびその誘導体(例えば、フェルラ酸)、クロロゲン酸、チコリ酸、ガロタンニン、エラジタンニン、アントキサンチン、ベタシアニンおよび他の植物色素、シリマリン、クエン酸、リグナン、反栄養素、ビリルビン、尿酸、R−α−リポ酸、N−アセチルシステイン、エンブリカニン、リンゴ抽出物、リンゴ皮抽出物(アップルフェノン)、ルイボス抽出物赤、ルイボス抽出物緑、サンザシベリー抽出物、赤ラズベリー抽出物、生コーヒー抗酸化物(GCA)、アロニア抽出物20%、グレープシード抽出物(VinOseed)、ココア抽出物、ホップ抽出物、マンゴスチン抽出物、マンゴスチン外皮抽出物、クランベリー抽出物、ザクロ抽出物、ザクロ外皮抽出物、ザクロ種抽出物、サンザシベリー抽出物、Pomellaザクロ抽出物、桂皮抽出物、ブドウの皮抽出物、ビルベリー抽出物、松樹皮抽出物、ピクノジェノール、エルダーベリー抽出物、マルベリー根抽出物、ウルフベリー(クコ)抽出物、ブラックベリー抽出物、ブルーベリー抽出物、ブルーベリー葉抽出物、ラズベリー抽出物、ウコン抽出物、シトラスビオフラボノイド、カシス、ショウガ、アカイ粉末、生コーヒー豆抽出物、フィチン酸、パルミチン酸アスコルビル、没食子酸プロピル、ならびにそれらの組み合わせから成る群より選択される、二次酸化防止剤をさらに含む、請求項1に記載の乳飲料。 請求項11 前記乳飲料のpHは、約2.5〜約7.5の間である、請求項1に記載の乳飲料。 請求項12 前記カテキン含有成分は、前記乳脂肪の光酸化を防止する、請求項1に記載の乳飲料。 請求項13 前記乳飲料は、貯蔵安定性である、請求項1に記載の乳飲料。 請求項14 前記乳飲料中の脂肪風味の酸敗臭は、最大約2000Langleyまでの露光量において、少なくとも5日間防止される、請求項1に記載の乳飲料。 請求項15 前記乳飲料中の脂肪風味の酸敗臭は、華氏30度(摂氏約−1度)〜約120度(摂氏約49度)の間の温度で、最大約3000Langleyまでの露光量において、少なくとも6ヵ月間防止される、請求項1に記載の乳飲料。 請求項16 乳脂肪を含む乳成分を含む、乳飲料中の異臭を防止するための方法であって、前記乳脂肪は、前記乳飲料の少なくとも約0.2重量%の量で存在し、カテキン含有成分を前記乳飲料に添加するステップを含む、方法。 請求項17 前記乳脂肪は、前記乳飲料の約0.2重量%〜前記乳飲料の約35重量%の間の量で存在する、請求項16に記載の方法。 請求項18 前記カテキン含有成分は、前記乳飲料の約25ppm〜前記乳飲料の約3000ppmの間の量で存在する、請求項16に記載の方法。 請求項19 前記カテキン含有成分は、茶成分を含む、請求項16に記載の方法。 請求項20 前記カテキン含有成分は、緑茶抽出物、濃縮緑茶抽出物、またはそれらの組み合わせから成る群より選択される、緑茶成分である、請求項19に記載の方法。 請求項21 アスコルビン酸を前記乳飲料に添加するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。 請求項22 二次酸化防止剤を前記乳飲料に添加するステップをさらに含み、前記二次酸化防止剤は、アルファ−トコフェノール、ビタミンA、ビタミンE、ユビキノン、セレン鉱物、マンガン、メラトニン、α−カロテン、β−カロテン、リコピン、ルテイン、ゼアンチン、クリポキサンチン、レセルバトール、オイゲノール、ゴシポール、ヘスペレチン、クルクミン、フェルラ酸、チモール、ヒドロキシチロソル、ターメリック、タイム、オリーブオイル、リポ酸、グルタチオン、グタミン、オキサル酸、トコフェノールから生成された化合物、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、tert−ブチルヒドロキノン、酢酸、ペクチン、トコトリエノール、トコフェノール、コエンザイムQ10、ゼアキサンチン、アスタキサンチン、カンタキサンチン、サポニン、リモノイド、ケンフェドロール、ミリセチン、イソラムネチン、プロアントシアニジン、ケルセチン、ルチン、ルテオリン、アピゲニン、タンゲリチン、ヘスペレチン、ナリンゲニン、エロジクチオール、フラバン−3−ol(例えば、アントシアニジン)、ガロカテキン、エピカテキンおよびその没食子酸形態、エピガロカテキンおよびその没食子酸形態(ECGC)、テアフラビンおよびその没食子酸形態、テアルビジン、イソフラボン植物エストロゲン、ゲニステイン、ダイゼイン、グリシテイン、アニトシアニン、シアニジン、デルフィニジン、マルビジン、ペラルゴニジン、ペオニジン、ペツニジン、エラグ酸、没食子酸、サリチル酸、ロスマリン酸、桂皮酸およびその誘導体(例えば、フェルラ酸)、クロロゲン酸、チコリ酸、ガロタンニン、エラジタンニン、アントキサンチン、ベタシアニンおよび他の植物色素、シリマリン、クエン酸、リグナン、反栄養素、ビリルビン、尿酸、R−α−リポ酸、N−アセチルシステイン、エンブリカニン、リンゴ抽出物、リンゴ皮抽出物(アップルフェノン)、ルイボス抽出物赤、ルイボス抽出物緑、サンザシベリー抽出物、赤ラズベリー抽出物、生コーヒー抗酸化物(GCA)、アロニア抽出物20%、グレープシード抽出物(VinOseed)、ココア抽出物、ホップ抽出物、マンゴスチン抽出物、マンゴスチン外皮抽出物、クランベリー抽出物、ザクロ抽出物、ザクロ外皮抽出物、ザクロ種抽出物、サンザシベリー抽出物、Pomellaザクロ抽出物、桂皮抽出物、ブドウの皮抽出物、ビルベリー抽出物、松樹皮抽出物、ピクノジェノール、エルダーベリー抽出物、マルベリー根抽出物、ウルフベリー(クコ)抽出物、ブラックベリー抽出物、ブルーベリー抽出物、ブルーベリー葉抽出物、ラズベリー抽出物、ウコン抽出物、シトラスビオフラボノイド、カシス、ショウガ、アカイ粉末、生コーヒー豆抽出物、フィチン酸、パルミチン酸アスコルビル、没食子酸プロピル、ならびにそれらの組み合わせから成る群より選択される、請求項16に記載の方法。 請求項23 前記乳飲料のpHは、約2.5〜約7.5の間である、請求項16に記載の方法。 請求項24 前記カテキン含有成分は、前記乳脂肪の光酸化を防止する、請求項16に記載の方法。 請求項25 前記乳飲料は、貯蔵安定性である、請求項16に記載の方法。
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引用文献:
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